トゥルースリーパーのマットレスを実際に店舗で試したみたので、その体験談をレポートします。
トゥルースリーパーは、低反発マットレスのイメージが強いですよね。
高反発ブームの波に乗ってトゥルースリーパーセロなど、硬めのマットレスも発売し、ラインナップの幅を広げています。
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トゥルースリーパーの種類|低反発だけじゃない!
トゥルースリーパーはショップジャパン(オークローンマーケティング)が販売するマットレスです。
テンピュールの枕などが流行した10年前は、低反発マットレスとして大きな人気を博していました。
しかし腰痛改善には高反発のマットレスが良いというイメージが定着してからは、硬めのマットレスも投入されました。
今は「トゥルースリーパー=低反発」というイメージからは脱却しています。
「トゥルースリーパープレミアケア」は、別ページで購入レポートを紹介しています。
マットレスタイプと布団タイプがある
トゥルースリーパーの現在のラインナップは大きくわけて2つです。
ベッドの上に敷くだけのマットレスタイプと、床に敷けて折りたたみも可能な布団タイプ位があります。
布団タイプは低反発のものしかありませんが、折りたたみができないという点を除けば、すべての商品で床へ直置きが可能なようです。
マットレスは硬さに応じて5種類あります。
- トゥルースリーパー プレミアム
- トゥルースリーパー エクセレント
- トゥルースリーパー ネオフィール
- トゥルースリーパー ウェルフィット
- トゥルースリーパー cero<セロ>
5種類のマットレスはどう違うのか?
トゥルースリーパーには、5種類のベッドマットレスがありますが、どう違うのか?というのが気になるところです。
簡単に言えば、素材の違いから来る硬さの違いです。
公式ページにある商品情報を簡単にまとめてみました。
商品名 | 素材 | 硬さ | 値段 |
トゥルースリーパー プレミアム | ウルトラ ヴィスコエラスティック | 低反発 | 22,800円 |
トゥルースリーパー エクセレント | 低反発ウレタンフォーム | 低反発 | 29,800円 |
トゥルースリーパー ネオフィール | ウレタンフォーム | 中反発 | 22,800円 |
トゥルースリーパー ウェルフィット | ウレタンフォーム(2層構造) | 中反発 | 29,800円 |
トゥルースリーパー cero<セロ> | 網状素材と硬わた素材の2層構造 | 高反発 | 22,800円 |
※値段はすべてシングルサイズ
低反発と、中反発のマットレスに2つの価格設定があります。
価格の高いものについては、より機能重視なのでしょうが、実際に寝てみないとイマイチ違いがわかりません。
トゥルースリーパーの公式ページを見て初めて気づいたのですが、低反発マットレスも腰痛改善に効果があると記載されていました。
低反発マットレスは体が沈み込んで寝返りが打ちにくいため、朝、腰の筋肉が硬くなり、腰痛に悪いというイメージがあります。
しかしトゥルースリーパーは、体の形に合わせて形状を変えフィットするので、「腰の悩みを解消」するということのようです。
腰痛に関する効果については、5つ全てのマットレスで、改善効果について書かれていました。
つまりトゥルースリーパー販売元によると、低反発から高反発のマットレスまで、素材がよければ全て腰痛防止にはつながるということになります。
果たして本当にそうなのでしょうか?
実際にトゥルースリーパーに寝てみた
自宅近くの店舗でお試しできるところがあったので、実際にトゥルースリーパーに寝てみました。
試したのはトゥルースリーパープレミアムと、トゥルースリーパーセロです。
寝心地がよいトゥルースリーパープレミアム。耐久性に疑問が残る
横になって、まず肌触りの良さは実感しました。
かなり昔に低反発マットレスを体験したことがあるのですが、表面素材が上質なのか、以前に記憶しているよりも、かなり寝心地は良い印象です。
思ったよりも体は沈み込まないとも思いました。
手でぐっと押してみましたが、体重をかけて押さないと、手が沈み込むということはありません。
しかし、耐久性の面では疑問は残ります。
22,800円のウレタンフォームですから、どれくらいへたらずに持つのかなと感じます。
公式ページでも、耐久性の面については特に触れられていません。
もし買ったばかりの寝心地が、3年~5年と続くのであれば、買いだと思いました。
厚さ5センチのトゥルースリーパーセロは、薄さが心配
すみません。写真を撮り忘れたので、感想のみ書きます。
体を横たえた感触は悪くないです。寝返りも打ちやすそうに思いました。
しかし、セロは薄いですね。厚さが5センチしかありません。
このサイトで紹介しているその他の高反発マットレスは、軒並み10センチ~16センチほどです。
そのことから考えれば、体への負担が気になります。
少なくとも、直置きには向いていません。
耐久性が悪ければ、使用しているうちにすぐに体が痛くなるでしょう。
流行りの多重構造を採用していますが、もう少し厚みが欲しかったところです。
強いて、良い点をあげれば、薄いぶんだけ通気性は良いと思います。
まとめ:知名度と返品保証だけで買うには勇気がいる?
トゥルースリーパーのマットレスの最大の特徴は、どの商品にも60日間返品保証がついていおること。
また1年間の交換保証がついていることです。
返品、交換に関するサービスは、マットレス全体の中でも最上級に手厚いと思います。
値段も安いため、機能的なマットレスを初めて買うという方には、手が出しやすいでしょう。
しかし、やはり気になるのは耐久性の問題です。
安かろう悪かろうとは言いませんが、買った直後の状態がどれだけキープできるかというのは気になります。
29,800円を出すのであれば、モットン、ボナノッテという耐久性を打ち出したマットレスが買えます。
ショップジャパンのファンという方でない限りは、その他のマットレスも選択肢として考えてもよいのではないでしょうか。
トゥルースリーパーの公式ページでは、販売元に24時間質問できるチャットが用意されています。
ですができれば、一度店舗でお試ししてから買われることをおすすめします。